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『マイケル・コリンズ 』 (DVDレビュー3)
評価:
リーアム・ニーソン,ニール・ジョーダン,アイダン・クイン,ジュリア・ロバーツ,アラン・リックマン,スティーブン・レイ,スティーブン・ウーリー,クリス・メンゲス,エリオット・ゴールデンサル
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 621
(2007-04-06)
アイルランド独立運動家であるマイケル・コリンズの31年の生涯を描いた作品。
700年間イギリスの支配下にあったアイルランドを、自由に導く。
31年という短い生涯をアイルランドの独立だけに捧げたと言って良いほどの激動の人生だた。
日本で言う、坂本龍馬か!?
独立の直前では、かつての同士を敵にまわし、またかつての友人を死に至らしめるなど、数々の苦悩を乗り越えている。

恥ずかしながら、この映画を観るまではアイルランドが支配下にあったことを知らなかった。
一つのことに生涯を捧げ、命をかける壮絶な人生に男としての生き様を感じる。
また、一つの強い思いが国をも動かすという真実は、常日頃「強い思い・気持ちを持て」と選手に声をかけている私にとっては、大きな影響を与えてくれた。
author:鬼頭祐介, category:DVDレビュー, 11:30
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アスリートの言葉2
今日は、現在パイレーツで活躍中(今日は打たれたみたいですが・・・)の桑田投手の言葉を紹介します。

少し古いインタビュー記事なのですが、あるブログでたまたまこの記事を見つけ、感動したので日記に残しておこうかと・・・。
言葉の端々に、プロフェッショナルとしての桑田投手の生き方を感じる。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
東京新聞 2006.12.21より
――パイレーツとのマイナー契約が決まりメジャーに挑戦することになりました。

 楽しみという気持ちが大きい。今までは二十一年間、同じサイクルで生活してきたので、何があるか分かる。来年は何が起きるかまったく分からない。おそらく初めての経験が多いと思う。経験すれば必ず感動がある。嫌なこともあるでしょうが、それも人生にとって大切な勉強なので。

 みなさん年齢のことを言いますが、ぼくはあまり考えない。自分の人生じゃないですか。他人と比較することもないし、自分のペースで、自分らしく、自分のやりたいことをやるのが、自分の人生。若いからできるかと言ったら、できない人もいっぱいいる。統計をとっても例外はあるわけだから。可能性を信じて頑張るのも人間の素晴らしいところだと思う。


――嫌な経験も含めて楽しみにしていると。

 ぼくはいつも言うんですけど、明日何時に誰とどこで会って、ダイヤモンドをプレゼントされるよと分かっていたら、実際にもらっても感動しますか。不安だけど、先のことが分からないから、人と会った時だとか、勝った時だとか、負けて悔しかった時だとか、感動がある。それが一番大切なことだと思う。

〜中略〜

――桑田さんは入団交渉まで単身でやる。松坂選手らは敏腕代理人を立てている。なぜ代理人を雇わないのですか。

 英語で電話交渉するのは大変。そりゃ代理人を雇った方がいい契約を取れると思う。でも、ぼくが向こうに挑戦する意味合いが彼らとは違うと思う。ぼくは野球人として修行に行く。それが自分の第一の思いなんです。人にお世話になり、お金もたくさんもらっては、修行とは言えない。自分でやってこそ修行じゃないですか。英語力を磨くのにも役立つ。自分でやっていけば、自分の人生に絶対にプラスになる。

――桑田さんの修行は、野球の修行だけじゃないのですか。

 人間力の修行ですよ。ぼくは別に野球がすべてではないですから。死ぬまで自分の人間力を磨くために、野球をやらせてもらっていると思っている。例えば、音楽家なら音楽を通じて人間力を磨いていると思う。料理人、医者、サラリーマンだって、そう。人それぞれやっていることは違っても、それを通じて人間としての力を磨いているんじゃないかと思う。

〜中略〜

――世間の「負け組」の再チャレンジに、エールを送るとしたら。

 あるがままでいいんじゃないですか。人と比較しちゃダメなんですよ。生まれた時から親も境遇も違う。やってきたこともすべて違う。ぼくは二人いないし、みんなも世の中で唯一の存在。なぜ人と比較するんですか。勝ち組と言って偉そうにしても、負け組がいなければ、その人たちは勝ち組じゃない。人それぞれ、自分のペースで自分らしくやればいいじゃないですか。ぼくはそれが大事だと思う。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

単純にすごいと思った。
特に、この部分
“人間力の修行ですよ。ぼくは別に野球がすべてではないですから。死ぬまで自分の人間力を磨くために、野球をやらせてもらっていると思っている。”

プロだからそれだけやっていればいい、という考え方ではない。
人間力を磨くことが、野球に通じ、また逆に野球を通じて人間力を磨く。
様々なプロの世界に生きる人に通じる考え方ではないだろうか。

桑田投手は、清原選手と並び、KKコンビとして以前からファンである。
このインタビュー記事を読み、ますます今後の桑田投手の活躍を期待したい。
author:鬼頭祐介, category:日記, 23:27
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アスリートの言葉
昨日の日本経済新聞(07/07/01)
『私の航海図』より
有森裕子氏のインタビュー記事

“・・・マラソンは、スタートラインまでが勝負。そこに至るまでにしてきたことがすべて。やっただけの結果しか出ない。さぼったけど不思議と早く走れたなんて奇跡は、決して起こらない。人生と同じです(笑)。”

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ありきたりの言葉であるが、有森氏が語ることによりその言葉に重みを感じた。

バルセロナ五輪で銀メダル、アトランタ五輪で銅メダルを獲得し、その後プロランナーとして走り続け、今年の東京マラソンで引退。
トップアスリートとして、長い間過酷なトレーニングを積み続け、そして結果も残した彼女ならではの言葉ではないかと感じる。
特に、最後の“人生と同じです。”という部分。
その言葉に、とても惹かれた。

因果応報、原因と結果の法則などという言葉があるが、その通りではないかと思う。
過程、準備があり、結果が出る。

努力した選手が皆、金メダルや優勝、日本一といった栄冠を勝ち取ることができるわけではない。
しかし、メダリストやチャンピオンになった選手は、例外なく、まさしく血のにじむような練習を積み、努力してきたことだろう。

翻って、我々のようなストレングスコーチという職業も同じプロフェッショナルとして、同じことが言えるのではないだろうか。
どれだけの情熱を注いで、選手のため・チームのために尽力できたか、それがそのまま結果となって表れるのではないだろうか。
もちろん、一ストレングスコーチの働きかけによって単純にチーム・選手が優勝できるほど、勝負の世界は甘くはない。
しかし、その反面、私自身の働きかけによって何かを変え、そして勝利に結びつけるんだという信念をもってやらなければ、何も変わらないし結果もでないと思う。

この記事での有森氏の言葉を借りれば、
「ストレングスコーチの仕事は、選手がグランドに立つまでが勝負。そこに至るまでに、選手に対して、どれだけの準備をさせてあげられるか、またその手助けができたか・・・」

昨日の新聞記事から、こんなことを考えるきっかけをもらった。
author:鬼頭祐介, category:日記, 16:35
comments(0), trackbacks(0)
『シンドラーのリスト』 (DVDレビュー2)
評価:
リーアム・ニーソン,スティーブン・スピルバーグ,ベン・キングズレー,レイフ・ファインズ,スティーブン・ザイリアン
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
¥ 1,404
(2006-06-23)
時は、第二次世界大戦時

ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)と、その中でユダヤ人を1100人を救った一人のドイツ人を描いた、スティーブン・スピルバーグの作品

※この作品を観たのは、昨年の12月と少し前になるのだが、『ミュンヘン』に続きスピルバーグ作品つながりで、レビューにアップした。

物語のメインは、ホロコーストではなく、一人のドイツ人(オスカー・シンドラー)であるが、作品の中にはユダヤ人の虐殺を描く場面も数多く登場し、目を覆いたくなるような惨劇がはっきりと描かれている。

ノンフィクションではないとされるが、実話を基にした作品

オスカー・シンドラーは、ナチの党員であるが、一方で実業家の彼は、戦時特需に目を付けた金儲けを企て、倒産した工場を再生し、そこに安く雇い入れられるユダヤ人を配置していく。

低賃金でほとんど強制労働に近いものの、ユダヤ人の従順な労働力に支えられ工場は軌道に乗っていく。

しかし、時は第二次世界大戦。

ユダヤ人を取り巻く環境は、次々と悪化。
ついに、ゲットーと呼ばれるユダヤ人居住区は解体。
次々と、各地の収容所へ送られていく。

シンドラーは、その光景を丘の上から目の当たりにし、ある思いに突き動かされていく。

そして、ついにアウシュビヴィッツ収容所へ送られ、最終的な大虐殺が始まろうとする最中、シンドラーは自らの故郷にユダヤ人労働者を引き取り工場を操業させようと考えつく。

こうして、“シンドラーのリスト”は出来上がるのである。
シンドラーのリストに名前が乗った者とそうでない者の命運は、生きるか死ぬかの境界線であった。。。

モノクロの映像が、よりリアリティを感じさせ、シビアな内容をうまく表現された作品だった。
第二次世界大戦時のユダヤ人迫害の真実を知る上でも、欠かせない作品の一つではないかと思う。

ちなみに、スピルバーグ監督自身、ユダヤ系アメリカ人。
author:鬼頭祐介, category:DVDレビュー, 07:52
comments(0), trackbacks(0)
『ミュンヘン』 (DVDレビュー1)
評価:
エリック・バナ,スティーブン・スピルバーグ,ダニエル・クレイグ,キアラン・ハインズ,マチュー・カソヴィッツ,ハンス・ジシュラー,ジェフリー・ラッシュ,トニー・クシュナー,エリック・ロス
角川エンタテインメント
¥ 3,100
(2006-08-18)
今年の元旦、私はプライベートな面でこんな目標(抱負)を立てた。
1.DVD(映画)を1年間で最低50本鑑賞する。
2.一般書を1年間で最低100冊読む。

ストレングスコーチという専門職と言えども、専門知識に偏るのではなく、教養を身につけることは欠かせない。
そのことが、人間の器を広げ、“人”を相手にしてトレーニング指導をするという仕事そのものに生きてくるもではないだろうか。
そんな信念から上記の二つを実践している。

DVDは、今日までで36本鑑賞してきた。
今回から、その中で面白いと感じたDVDのレビューをアップしていきたいと思う。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
『ミュンヘン』
S.スピルバーグ監督作品。

1972年のミュンヘンオリンピック事件後のイスラエル政府による報復劇を描いた、事実を基にした物語。
ミュンヘンオリンピック事件とは、ミュンヘンオリンピック開催中にパレスチナの過激派組織「Black September」のテロリスト8名が、選手村を襲撃し、イスラエル選手団11名を殺害した事件。
これに対して、イスラエル政府が激怒し報復行為に出る。
映画は、そんなシーンからスタートする。

報復行為の標的は、テロの首謀者とされる11名のパレスチナ人。
その11名を暗殺するという任務を託されるのは、本作品の主人公アバナーを中心とした陰のチーム。
彼らは、国家により戸籍上の存在を消される。
そして、金銭面をはじめ暗殺のための全ての支援を受けながら、作戦を遂行していく。
計画通りに事は進み、次々と暗殺していく。
アバナーは、最初のうちは人を殺すことに抵抗を感じるのだが、次々と暗殺していくにつれ、その感覚は薄れていき、暗殺者として任務をひたすら全うしていく。
しかし、任務の合間に休暇が認められ、家族の元(愛妻と生まれたばかりの娘)に帰ったところから、アバナーに異変が生じる。。。

一般人としての平凡な生活から暗殺者となったアバナー。
ミュンヘン事件の裏側で起こる、アバナーの暗殺者としての苦悩を描いた作品
それと同時に、イスラエル・パレスチナのテロを批判的に描いた作品でもある。

印象的だったのは、家族の元に戻り(つまり、一般の生活に戻り)、妻や子供を抱く際に、暗殺の情景を思い出してしまう場面である。
人を殺したその手で、家族を抱くことに抵抗を感じてしまう。
任務完遂までの暗殺者ではあるが、人を殺すという非日常の行為が一般生活への復帰を難しくし、苦悩へと追いやるのである。

スピルバーグ監督は、テロの悲劇そのものを扱ったが、私は暗殺者個人の苦悩の面から物語を追った。
非常に面白い作品だった。
author:鬼頭祐介, category:DVDレビュー, 00:07
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